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お菓子は心の安定剤

生後半年からずっと卵・小麦・ゴマアレルギーの息子はお菓子にもかなり注意して生活をしてきました。
同居している義父母に食物アレルギーがどんなものか、食べたらどうなるかを理解してもらうまでかなりの時間がかかりました。
孫には美味しいお菓子を食べさせてたくてしょうがないのです。
でも実際食べた後に何度もじんましんが出て、アナフィラキシーショックを起こし、救急車で運ばれることもあったので、食物アレルギーは私が過度に心配しているのではなく、命を落とす危険があるということを少しずつ理解してくれました。
私は育児休暇を取得して、ずっとフルタイムで働いていましたので、娘も1歳から保育園に預けていました。
息子も同様に入園させてもらえるか心配でしたが、(当時その保育園では食物アレルギーの子を保育した経験がなかった)園長先生や、保育士さん、給食担当の方々が全面的に協力して下さり、息子用の食事やお菓子を1歳から小学校に入学するまで作って下さいました。
何度も話し合う場を設けて下さり、毎年、食べられるようになった食材などを確認していました。本当に有り難かったです。
小学校に上がってから、学校が終わった後は学童保育に通わせていましたが、その時におやつが出ます。
おやつは息子が食べられないものも多くあったので、事前に生協や近くのスーパーに置いてあるお菓子で、息子が食べられるおやつを伝え、それを買っていただき食べさせてもらっていました。
近くのスーパーに事情を説明して、息子が食べられるお菓子の写真を撮らせていただき、一覧表を作り、間違いがないようにしていました。
息子はその時のことをはっきり覚えていて、「みんながクッキーやプリンを食べている時に自分だけおかきみたいな物をいつも食べていた」と。
また、「机も離され寂しかった」と言っていました。離す理由は「隣の子供さんのお菓子を勝手に食べるかもしれないから」でした。
言われた直後は腹が立ち、「うちの子は食べたらいけないものを食べたらどれだけ苦しくなるか分かっているのでそんなことは絶対しません!」と伝えたのですが、「お菓子の粉が混じる危険もあるし、他のお友達が間違えて自分のお菓子を(息子の机に)置いてしまうかもしれないから」との理由で学童保育の3年間はずっとみんなの机と離れてお菓子の時間を過ごしました。
学童保育の先生方も食物アレルギーについて勉強して、細心の注意を払って下さっていたのだと思います。
息子は良くも悪くも我慢強い性格です。
きっと幼少の頃からみんなが美味しそうに食べているものを食べられず、我慢してきたことも要因の一つだと思います。
普段、クッキーやケーキが食べられないことについて、仕方がないと納得していますし、私を困らせることもありませんでしたが、唯一、表立ってがっくりしていたのは、お友達がお土産をみんなに配る時でした。
お土産のほとんどは小麦・卵を使用したもので、みんなが喜んで食べている時に、いつも貰って「ありがとう」と言いながらも複雑な顔をしていました。
私のところに持ってきて「これ食べられる?」と聞いてきます。
「ちょっとダメみたいだね」と言うと、その時は本当に悲しそうな顔をしていました。
そんな弟のことを知っていた娘は、小学校の修学旅行の時に、弟が食べられるお土産を限られた時間の中で必死に探していたそうです。
後で担任の先生に聞きました。普段は弟に厳しい娘ですが、そんな気持ちもあったのだな~と感動しました。
食物アレルギーは家族や周囲の理解が必要です。好き嫌いなどの我が儘ではありません。
今でこそお菓子もよく作っていますが、息子が小さい頃は毎日の生活が精一杯で、余裕も無く、あまりお菓子は作ってあげていませんでした。
その分を今作っていますが年頃になった息子も(娘も)「今日何か作った?」と楽しみにして学校から帰ってきます。
私が作るお菓子は卵・小麦の代わりに米粉や、さつまいも・豆腐などを使うことが多いので素朴で懐かしい味になります。
ですので息子が食べられるお菓子は義父母も大好き。一緒になって食べています。それに手作りの方が材料がシンプルで安心・安全で安価にできますしね。
失敗も時々しますが、酷評しながらもみんな食べてくれています!
また、休みの日には娘と一緒に息子も食べられるお菓子を作ります。
怒りながらお菓子を作ったり、食べたりする人ってあまりいませんよね。きっとお菓子には心を穏やかにするパワーがあるのだと思います。

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