【野菜スイーツ】里芋のトリュフ?試食編3(完結)
再度伺い、味の最終チェックをしていただきます。
まずは、前回文明の利器であるハンドブレンダーを使ったことにより、芋感を残してしまった生地からチェックです。
手で潰したことにより、潰れ度チェックができたおかげで、なめらかな生地に仕上がっています。
これで、生地は完成!
残りは、前回甘さが足りなかった味のチェックです。
改良編で作った里芋のトリュフを実際に食べていただいた感想は
・里芋の先味はしないけど、後味は里芋。
・トリュフか?と言われると、口の中でサラッと溶けていかないので、なんだろう。チョコもち?チョコもちと思って食べたらおいしい。
・野菜で作ったチョコもち。いいですね!もっちりとした食感です!
トリュフとして作り出した、里芋のスイーツ。
里芋の粘りがあるので、口溶け感のあるトリュフとは少し言い難かったようです。
ただ、野菜である里芋で作ったスイーツ。ということには間違いありません!
ネーミングが変わったとしても、美味しく作れたことに、満足です!
料理研究家・宮成なみ先生からの合格ももらえたので、早速父親にプレゼントすべく、トッピングと包装を試みます。
これまではココアパウダーだけでしたが、彩りをつけるために、抹茶パウダーとココナッツ粉末もトッピングに使いました。
箱に入れてみます。
センス、あるようでないw
でも、気持ちが伝わればいいのです!
ちなみにこちらが最初に作った作品。
これに比べると、見違えるように進歩してるでしょ!
(ブサイクな出来上がりの初回編はコチラをご覧ください)
最後に一言添えて、完成です!
いつも美味しい野菜を作ってくれる、父親へのほんの気持ち。
早速、父親の元へ。
ちょっと早いバレンタインですが、日頃の感謝の気持ちも添えて。
恥ずかしがってか、すぐには食べてくれませんでした。
そのため、私がいる時間中に感想を聞くことはできませんでした。
後日、母親から連絡があり、「とても嬉しそうに、美味しそうに食べていたよ。」という内容。
想像しただけで、涙が出そうです。
父親が作った野菜からできた、里芋のトリュフ?チョコもち?
名前なんて、どうでもいいのです。
気持ちが伝わった瞬間でした。
普段料理を作ると、生活の一部で「当たり前」のことでした。
でも、特別な材料で特別な想いが込められた今回の野菜を使ったスイーツ、私も父親も何か感じることがあったと思います。
これからも感謝の気持ちを忘れず、また父親が作ってくれる野菜で、何かスイーツを作っていきたいと思います!