【野菜スイーツ】里芋のトリュフ?試食編2

前回、料理研究家・宮成なみ先生に成型してもらい、完成した改良編の里芋のトリュフ。

見た目は完璧で美味しそう!

ただ、味はまだ見ていないので、早速食べていただきアドバイスをいただきます。

料理研究家・宮成なみ先生

里芋のトリュフを実際に食べていただいた感想は

・初回編より断然なめらかになっていますね!
・里芋の先味が消えて、ココアの味がしっかりついています。
 ただ、(ビターチョコを使っているので)甘党には甘さが物足りないですね。
・糖質はいも類の中でもジャガイモやサツマイモと比べて1/3。
 この里芋のトリュフは1個あたり1.4gの糖質。
 6~8粒程度でしたら、糖尿病の方にプレゼントしても大丈夫ですね。
 小麦粉・卵アレルギーの人でも食べられますね!
 (同じ糖尿病でも、里芋とチョコレートはカリウムが高いので、腎臓病や透析をしている方は、ちょっと厳しいですね。)

今回使った材料を振り返ると、

■ 材料( 28個分 / 1個あたり1.4gの糖質 )

里芋 100g 糖質11g
チョコ 50g 糖質26g
豆乳 75cc 糖質3g
ココアパウダー(無糖) 少々(ふりかけ用)

と、そこまで意識していた訳ではありませんでしたが、思った以上に糖質が低いスイーツが作れました!嬉しいです!

これで父親の体にも優しいスイーツができます!

まだ少し改良の余地がありそうだったので、料理研究家・宮成なみ先生に尋ねました。

<料理研究家・宮成なみ先生への質問タイム>

Q.【阿波レミ】
材料に豆乳を入れましたが、もっと少ない材料で、なめらかな里芋のトリュフができませんか?

A.【料理研究家・宮成なみ先生】
・里芋を茹でる際、皮を剥いて再度加熱するのではなく、少し茹で過ぎかな?と思うくらい、茹でて大丈夫ですよ。
 目安は、「皮付きのまま、抵抗なく竹串がスッと通るまで」。
・ハンドブレンダーを使うのではなく、ビニール袋に熱々のうちに入れて、手で潰してください。
 手で潰すことで手の感覚で潰し忘れも防げますし、キレイに潰せるので、なめらかさが出ます。
 豆乳を使うことも無くなってくると思います。

ハンドブレンダーという、文明の利器に頼っていましたが、出して、片付けて…ということが面倒くさかった私。

ビニールを使えば後片付けも簡単。

「少ない材料で簡単に!」をモットーとしている私には、大変助かるアドバイスでした。

形を丸くするには

里芋のトリュフ

ちなみに、形を丸くするためには、バット上でさらに揺さぶることで、丸に近づきます。

今回作った里芋のトリュフ、会社の人にも食べて感想をもらいました。

・柔らかい!里芋と分からないくらい、違和感がない!
・甘いと想像して食べると、期待を裏切られる甘くなさ。
・朝なら良かった、このビター感。

なめらかさと里芋感は解決に近づきましたが、甘さが足りない。という結果に…

完成編では、ビターチョコではなく、ミルクチョコを使って甘さを足していきたいと思います。

そして、ココアパウダーだけではなく、他のトッピングにも挑戦して、キレイにプレゼントの形に持っていきたいと思います!

改良編へ続く