【野菜スイーツ】里芋のトリュフ?試食編

初回編で作った里芋のトリュフ。

見た目も食感も味も、どれを取ってもまだまだ。

父親が作ってくれた里芋感は十分に味わえますが、これではスイーツと呼ぶには遠すぎます。

「え?これ里芋で作ったの?」と言ってもらえるくらいのものを作りたいです。

そこで本日は、料理研究家・宮成なみ先生の元に伺い、実際に里芋で作った、卵・小麦なしのトリュフを食べていただき、アドバイスをもらいました。

初回編で作った里芋のトリュフを実際に食べていただいた感想は

・里芋感がありますね。
・トリュフと呼ぶには重すぎる食感と見た目ですね。なめらかさが足りないかな。
・里芋を潰さず残していることで色味を出していますが、外側のアレンジで色を足してみるといいですね。

<改良する点として>

・レンジ加熱は、野菜の持っている水分で蒸す感じになるので、水分が蒸発して固くなりやすいんです。なので、里芋をレンジで加熱するときはキレイに泥を落して、かなり水が滴った状態で加熱するといいですよ。茹でる時は、水から茹でて下さい。里芋に水分が入っていくので、ちょっと茹で過ぎかな?くらい茹でると水分を含み、ねっとり柔らかーくなります。

・里芋はちょっと長めかな?くらいに茹でみてください。潰した里芋に溶かしたチョコレートを混ぜた後、滑らかさが足りないようでしたら豆乳で調整して見て下さい。
・手に付くのを解消するために、バットに流して冷やしてみたらどうでしょう?丸めるのではなく、冷蔵庫で冷やして固まったものを四角に切ってしまえば、手につくことはないですよ。
・抹茶やココナッツ、きな粉などを使って、味のバリエーションを付けつつ、彩りを出してはどうでしょうか。

<改良のための工程>

1. 里芋を水から茹でる。
※サイズが異なる里芋の場合は、切ってサイズを合わせる。
固いところがつぶれ残りになるのを防ぎます。
2. バットなど平たくなるものに入れて冷やす。
3. 包丁で切って、四角に形成する。(手に里芋のかゆいのが着かないように工夫する。)

もっさり感が半端なかったので、生地を緩くする方法として豆乳を入れることで、固まらないのでは?と思いましたが、「チョコや里芋は冷えることで固まりますので、豆乳を入れても大丈夫ですよ。」とのこと。

なるほど~、そうだったのか。いただいたアドバイスを実行すべく、早速次の試作に挑みます!

前回、料理研究家・宮成なみ先生の元に伺い、もっと美味しく、キレイに作れる里芋のトリュフのアドバイスをいただいたので、早速チャレンジです。

基本の材料は変えずに、豆乳だけ追加です。

里芋の加熱もレンジではなく、鍋を使って茹でる事にしました。

■ 材料

里芋 100g
チョコ 50g
豆乳 75cc
ココアパウダー 少々(ふりかけ用)

里芋を水から茹でる

里芋を水から茹でます。

皮が手で簡単に剥けるくらいに茹で上がったので、一度取り出し皮を剥き、少し固かったので再度湯通ししてみました。

ハンドブレンダーでなめらか仕上げ

前回の混ぜるときの苦労を考え、ブレンダーに頼ってみる事に。


ハンドブレンダーで潰すことで、なめらかに仕上げる作戦です。

平らになるよう容器に入れる

平らになるよう、容器に入れてトントンと叩き、空気を抜き冷やしました。

それでもキレイに平らにはならず…

冷やした後、取り出そうと頑張りますが、容器に張り付いてうまく型から取り出せません。

困った…困り果ててどうしようも無くなってしまったので、この状態のまま料理研究家・宮成なみ先生の元に行き、再度アドバイスをもらいたいと思います。

アドバイス編へ続く