【卵・小麦不使用】ケーキスポンジ。試食編2

前回、料理研究家・宮成なみ先生のアドバイスをいただき改良版を作ったので、再度、料理研究家・宮成なみ先生の元に伺いました。

早速、持参した改良版その2を見ていただきます。

宮成なみ先生に見ていただきます

「しっかり膨らんでいますね!約5cmあります。これなら十分デコレーションできますね!」

デコレーションするには

「上部のポップオーバーの様にこの形を生かしてデコレーションしても良いですし、底部を上にして平らの面でデコレーションしてみても良いと思いますよ。」

<料理研究家・宮成なみ先生への質問タイム>

Q.【アレルギーコ】
このスポンジは普通のスポンジに比べて切り難く、カット面が潰れたようになってしまいます。どうすれば良いでしょうか?

ビクトリノックスというペティーナイフ

A.【料理研究家・宮成なみ先生】
このビクトリノックスというペティーナイフを使うと良いと思います。
通常切るのが難しいと言われるハンバーガーもこれで切ると綺麗に切れます。
ハンバーガーはバンズ(パン)とトマト・肉・野菜と固さが違う食材を一気に切るので、切れ味がよくないと潰れてしまいます。
でもこのナイフを使えばスパッときれちゃいますよ。お手入れも必要なく1本持っていると便利です。

ビクトリノックスでカットした断面が美しい

左が普通のナイフでカットした断面・右がビクトリノックスでカットした断面
ビクトリノックスでカットした断面、美しいです!

次はいよいよ試食

次はいよいよ試食です。

「ちょっとねっちょり感が出ていますね。断面をみるとシロップが表面しか染み込んでいないのでその部分がふやけてしまっています」

その改善策として、どのくらいシロップを浸み込ませば良いか、いろいろ試してみました。

どのくらいシロップを浸み込ませば良いか

どのくらいシロップを浸み込ませば良いか

左:全体  中央:半分  右:3分の1

それぞれシロップに浸み込ませ、少し時間をおいて表面を乾かすと、真ん中の半分シロップを浸み込ませたスポンジが一番美味しく食べられました。

ねっちょり感より全体的にしっとりしてきました。

実際はこのスポンジに生クリームのデコレーションをしていくので、シロップを塗ったスポンジとシロップを塗らずにそのままデコレーションする2パターン作ることにしました。

いよいよ最終章

デコレーション編へ続く