【インスタ映えするバレンタイン!】自然な食材で赤色ハートを染め上げる。実験編その2
前回、食紅を使いインスタ映えする「どこを切ってもハートのパウンドケーキ」を作りました。
情熱溢れる真っ赤なハートのパウンドケーキが完成しましたが、家族からは「食欲のそそらない味」・「身体に悪そう」などと散々な言われよう(笑)
このままで終わるのも悔しいので、食紅以外の自然な食物で赤色が表現できないか、試してみました!
まず、生地を赤く染めることができる食材を考えます。
いちご・赤しそ・ビーツ・パプリカ・ローズヒップ・・・赤くなりそうな食材はこんなものでしょうか。
・いちご:水分もあり高級なので保留
・赤しそ:今は時期ではなく、市場にない
・ビーツ:スーパーに問い合わせたところ、現在入荷は未定
残るは、パプリカとローズヒップです。
赤のパプリカはスーパーに売っていますし、ローズヒップは、ティーバックで試せそうです。
この2つに決めました!
⬛︎実験その1
まずは、ローズヒップから。
しかし、ここでふとした疑問。「ローズヒップのティーバックの中身って食べてだいじょうぶ??」
こんな時はお客様センターに問い合わせ!
回答
「こちらの商品はお湯で抽出し、飲用目的のものですので、基本的には食べることは、おすすめしません。しかしながら、食べたからといって害になるということでもありません。」
とのこと!
なるほど。害にならないのなら、やらせてください!!
今回使ったのは、無着色・無香料ローズヒップとハイビスカスのブレンドティーバック。
ちなみにお湯で抽出すると、このような美しすぎるルビー色!リラックス効果も抜群、大好きです。
生地にローズヒップを入れます。
想像では、入れた瞬間から、ふわ~っと鮮やかな赤色が滲み出す予定だったんですけど・・。
あれ?まったく変わってない!
焼いて、熱せられたら赤色が滲み出すかも?と強引に淡い期待をして待つこと30分。
ドキドキしながらカットしてみましたが・・・・。まったく変化なし!!!見た目は、紅茶のパウンドケーキの完成です(悲)
ローズヒップよ!お前の実力は、そんなものなのかぁーーーー。
勝手に思い込んだ私が悪いのですが・・・。
ということで、ローズヒップでの色つけ失敗です。
家族からは、「赤色生地が目的なら、大失敗だけど、味は普通に美味しいね。」と慰められました。
そして「まだやるの??」とも。
やりますよ!
⬛︎実験その2
次に試してみるのは、赤パプリカ。ネットで調べた時も自然の食材での着色をする際、赤パプリカの名前が上がっていました。ですのでこちらは期待大です。
しかし、困ったことに生パプリカ、どうやって生地に混ぜて良いのかわかりません。
まずはカットし、お湯でさっと茹で、大根おろし器でおろしてみましたが、うまくできず。
ミキサーでペースト状にすることを思いつきましたが、液体と一緒じゃないとミキサーが上手くまわってくれない!
卵を1個入れ、攪拌してみることに。
嫌な方向にいっている感じがしますが、自分を信じ突き進みます!
いくら回してもペースト状にはならず、モーターが焦げるような臭いまでしてきたので、強制終了!
そのままバターと混ぜ合わせます。
あっ、分離してる!!!!これぜったいダメなやつ・・・
恐ろしくなりながらも、粉と合わせオーブンで焼きます。
焼いている途中、覗いてみたらグツグツ周りから泡が出てる!!こんなパウンドケーキみたことがありません。
カチコチで全く膨らまない、パウンドケーキが完成しました。
あまりにも厚みがないので、カットせずに上からハートを抜いてみようとしましたが、形にもならず・・・
そもそも赤の色つけが目的でしたが、そんなこともすっかり忘れるほど、大失敗におわりました。
味も、「ここまでまずく作るのって難しいよね」というレベル。。
パプリカ臭い!生地もぐちゃぐちゃで半生のような仕上がり。
家族も「これ、やばいやつやん。」と言い一口も食べてくれませんでした・・・。
やっぱりあの人工的でも真っ赤な食紅にかなう食材は無いのでしょうか・・・・。なんか合成着色料の食紅が、愛しくなってきました(笑)
良い案もなく、煮詰まったので見るだけでも楽しい食材の宝庫「カルディ」に行ってみました。
そこで見つけた素敵な商品。
パプリカパウダー!!!こんなのあるんだ!
生の赤パプリカは、色はそこそこ着きましたが、きっと水分が多く生地と馴染むことができなかったのが失敗の原因だと推測しています。
このパプリカパウダーでなら、いけるかも?!自然の食べ物か?と言われたら加工しているので自然のものではないですが、この際そんなこと言ってられません!
次回は、このパプリカパウダーにすべてを賭け、作ります。
乞うご期待!