【ささみ筋取り選手権!】母へ捧ぐ。
ささみは、低カロリーで高タンパク。そしてなによりも美味しくて低価格。
良いことだらけで愛してやまない「鶏ささみ」ですが、調理の際にちょっと面倒なのが「ささみの筋取り」。
私自身得意ではなく、成功する時もあれば失敗(途中で切れたり、身が崩れたり)することもあります。
また先日、年老いた実母が「この頃ささみを買わなくなった」と話していました。
買わなくなった理由は、「筋取りする力がなく、うまく取れない。」から、だそう。
子供の頃、母親がごくたまに作ってくれる「ささみのチーズ巻き」が大好きでした。
母でも簡単に失敗なく、ささみの筋取りができないか、調べてみました。
その中で気になった、3つの方法を試してみたいと思います!
1, 割り箸を使う
2, フォークを使う
3, 包丁の背を使う
この3つで比較です。
まず使うささみはこちら、我が家がキロ買いしている、エビス商事の「宮崎県産エビス鶏 ささみ」。
ボリューム満点、新鮮で鶏肉特有の臭みがないのも購入ポイント。
では、こちらを使い早速試していきます!
⬛︎1, 割り箸を使う
筋に少し切り目を入れ、筋を引っ張り出し、割り箸を割らずに筋を間に挟め、筋をしっかりと持ち、箸を右にスライドさせる
やり方がまずいのか、ちぎれてしまいました。
箸の間には筋のみを挟むことと、挟みながら、引っ張る力が重要みたいです。
ちょっとコツが必要なのかも。
数回してみましたが、身もついてしまうこともあり、勿体無いです。
そもそも新品の箸を使うことも、母がするとは思えません。
⬛︎2,フォークを使う
筋に少し切り目を入れて、筋を少し出し、フォークに引っかけ、筋をしっかりと持ち、フォークを右にスライドさせる。
割り箸以上に身がついてしまっています。
数回チャレンジしましたが、身がぐちゃぐちゃになってしまいました。
こちらも慣れると綺麗にできるのかもしれませんが、コツが必要なのでこれも母には向かない気が。
⬛︎3, 包丁の背を使う
最後に試すのが、包丁の背側で筋を取る方法です。
まず、筋の両側に浅く切り目を切れます。
筋をしっかりと持ち、包丁の背で上下にしごくように右にスライドしながら筋を取ります
※筋を持つ手は動かさず固定
これが一番綺麗に簡単にできました。力もあまり必要としません。
筋を引っ張るのではなく、包丁側を動かすのがポイント。
ただ、両側の切り目を深くいれてしまうと、身が切れてしまうことも。
後日、母にいつもどうやって筋を取っているかを聞いてみると、
「包丁の刃の部分で押さえ、筋を引っ張り取っている」そう。
よく途中で切れてしまうこともあるようです。
今回の結果を教えてみると「へぇ~」と感心はしていましたが・・・・さてやってくれるのかな・・・。
今までやってきた方法を変えることは、なかなかできないようです。
以前「これ使ったら楽よ」と勧めたピーラーでさえ使わず、今でも野菜の皮を包丁で剥く人ですから(笑)
久しぶり母と一緒に料理が作りたくなってきました。
ささみのチーズ巻きを作ってみます!