【最新の調理器具を試してみる!】低温調理器
パッと見、これがキッチン用具だとすぐにわかる人は、かなり料理を楽しんでいる人なのでは?
これは今、話題の低温調理器。
【低温調理とは・・・・】
お肉が固くなる原因は、加熱するとたんぱく質が60度前後で凝固し、約68度を越えると水分が抜けてしまうから。高温で加熱すると肉が縮みやすく、肉汁(たんぱく質・水分)が逃げてしまうのはこのため。
低温調理は、たんぱく質が凝固する温度以下でじっくり加熱するため、肉が縮みにくく、肉汁などの風味や旨味をたっぷりと残すことができるそう!さらに均一に加熱ができるため具の内部に向かってムラなく仕上げられます。
今回、なぜ購入に至ったか。というと、遡ること1ヶ月、親戚が集まる食事会を我が家で開催しました。
予想以上に時間が経過し、もうすっかり出すものも無くなってしまったため、家族で食べるつもりで作っていたローストビーフを急遽出すことに!!
しかし親戚の中の一人が、ホテルのレストランの元シェフ!今回は、東京から駆けつけてくれました。そんな人に私が作ったローストビーフを食べさせるなんて、何ともおこがましい。。そう思いながらも、他に出す料理もなく、恥を忍んで出しました。
すると元シェフのコメントは、「うーーーん。。これも悪くはないけど、炊飯器を使って低温調理で作ったら、もっと柔らかく、もっとジューシーに仕上がるよ。」とのアドバイス。
私が作った方法は、肉の6面を2分ずつガンガンに焼き、その後冷凍庫に1時間冷やすという方法。以前、NHKのあさイチで紹介された方法です。簡単にできて、美味しいのでこの頃はずっとこの方法で作っていました。(こちらで作り方詳しく紹介しています)
この方法を知る前までは、焼いた後に耐熱袋に入れ、お鍋でお湯の温度を一定に保ち、30分ごと温度を測り、下がったら温め直し作る方法でローストビーフを作っていました。←(手動の低温調理法ですね)しかし、結構な手間とずっと気をつけていないといけないので、簡単に作ることができませんでした。
その代替案として、炊飯器を使ったらいいよ。とアドバイス。
なるほど!炊飯器なら保温温度がちょうど良いのかも。でも我が家の炊飯器は家族のご飯の時間がバラバラのことが多く、常にご飯が入っている状態。
炊飯器を他の用途で使うのはちょっと難しい・・・・
でもシェフがそういうんだから、間違いない!低温調理の方がより柔らかくなるなら、試してみたいなぁと思っていた時に、出会いました!!「低温調理器」に。
それも、そこそこお手頃のやつ。低温調理器は2〜3万のイメージでしたが、こちらのショップジャパンの低温調理器「デリシェフ」は、1万3千円程度。
買うにあたり、少し調べてみましたが、食材を入れる袋は密閉にしないと浮いてきてしまうということと、この低温調理器「デリシェフ」が浸かる程度の深鍋が必要ということ。
家族が多い我が家には、大きな深鍋もあり、密閉袋も以前通販マニアだった義母が買っていたのがあります!必要なもの揃ってる!もう買うしかないでしょう!(笑)
これで作りたいのは、もちろん、リベンジローストビーフと、サラダチキン。娘が大好きです。それと甘酒も失敗なく作ることができそう!
娘や家族が喜んでくれることを期待しつつ、ポチりました!
待つこと3日程度。到着しました。早速開封!
おお!!!なんかデカイ・・・。
手に持つとこんな感じ。結構な重量感。
使い方はすごく簡単!
深鍋に水(ぬるま湯)を張り、温度と時間を設定したら準備完了!
さ、今からガンガン作ってみます!やっぱり1発目は、ローストビーフかなぁ。
しかし、気がついた。収納スタンド的な物がない・・・そこが安く提供できた結果なのかも。
また箱に仕舞うしかなさそうです。スタイリッシュなスタンドに収納でき、こんなのがキッチンにあったら、それこそ料理上手な主婦と思われそうじゃないですか!
なにか倒れずちょうど良いスタンドがないか探さないと。
次回はいよいよ低温調理にチャレンジ!!家族の反応はいかに??